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zoom RSS メディアと情報(2)機能で魅せる投稿メディア

<<   作成日時 : 2008/05/02 12:40   >>

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ブラウザ上で本のページをめくるように見せる機能は「Page Flip」や「Flipping Book」あるいは「eペーパー」と呼ばれている。

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この機能はFLASHの機能を使って表現したものだ。初期的にはFlashによる手作りの時代を経て、その後、作成技術が進み(といってもかなり高額でWeb制作会社が請け負っていた)通販カタログなどに利用されていたのだが、現在はPDFなどの素材をアップロードするとページいくらで作成してくれるサービス(ASPビジネス)が主流になっている。

それでも、まだ、スモールビジネスや一般的なWebで利用するにはそれなりのコストがかかる。
ただ、この「ページめくり機能」はかなりのニーズがあるため、今後はかなりの安価で作成できるようになるだろう。

一方で、「ページめくり」を無料で作成してWebに掲載してくれるポータルサイトのビジネスモデルも出現している。例えば、以下の issuu(Sunstone Capital社:デンマーク) や 「ぱらぱらブック」制作無料ASPサービス などがある。

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こちらは、ページめくりではなくPDFベースのscribe

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「issuu」などのFlipping Bookスタイルは、誌面イメージでアピールできるものが中心だが、可読性を重視するなら「scribe」のようなスクロール型も悪くはない。いずれ(ページめくりとスクロールの)両方の機能を持ったものも出てくるのだろう。


<資料>

「ぱらぱらブック」制作無料ASPサービスを提供しているSpinnen Gilde 社のサイトにある以下のページが詳しい。
http://net.colleper.com/nc_hikaku.php

また、「issuu」で検索すれば、実際に作品をアップした人達のレポートなどを閲覧することができる。

<個人出版の時代へ>

雑誌ともなると、それなりのレベルのコンテンツが必要になるので今のところは、ビジュアル中心の作品が圧倒的に多い。とは言っても「Flipping Book」を使えばWeb上で個人雑誌や同人雑誌を発行することができる。そのため、このような雑誌が相当数出現するはずだ。そして、読者が集まれば雑誌は印刷物として発行できるようにもなる。これらは出版流通を通さず、Web上で購読申込みを受け付けることで、定期購読や予約発行を行うことができる。つまり出版に伴うリスク回避がすでにできあがった段階での出版になるため、個人などでも容易に出版を行うことができるわけだ。
もちろん、これらWeb雑誌のポータルサービスや発行のマネジメントを引き受けるビジネスも当然必要になってくる。あらたなメディアとしてのFlipping Book市場が出現する。

<印刷業界におけるメリット>

またしても印刷業界衰退の要因が…と思わせる「Flipping Book」だが、そうとも言えない点が多い。「Flipping Book」が普及すると、当然ながら、一部の(商業印刷物といわれる)パンフレットや冊子などの印刷物が不要になるといったケースも出てくる。
確かにどうでもいいような印刷物の受注は減るかもしれないが、一方で、印刷物とFlipping Bookの同時制作、あるいはFlipping Bookのポータルなどのサービス先行から印刷受注といったスタイルの受注が増える。

<出版におけるメリット>

出版社にとってFlipping Bookのメリットは大きい。新規創刊などの場合、まず、Flipping Bookで先行してテスト版を発行。読者の反応を見る→その結果を反映して出版するというスタイルが一般的になる日も近い。

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